高校教育シンポジウム

令和5年度 第41回高校教育シンポジウム お知らせ

本年度、高校教育シンポジウム開催日が決まりましたのでお知らせいたします。
詳しくはこちらをご覧ください。

      

      

研究紀要

各教科の取り組み

英語科

英語科の目標

本校英語科では、以下のようにサブジェクトポリシー(e-Policy)を設定しています。
各学年の最終段階で、以下のレベルに達していることが目標です。
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受検生の皆さんへ

本校英語科では、スクールポリシーに基づいてサブジェクトポリシーを設定し、それに合わせて学力検査の内容やレベルを決めています。
また、令和5年度入試から問題の形式(特にリスニング問題)を大きく変更しますので、ご確認ください。
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英語科の取り組み

    

高大連携

本校では愛知教育大学と連携した英語教育の取り組みをしています。大学教授と本校教員の共同研究だけでなく、学部生や院生が本校の授業を参観したり生徒に授業をしたりする機会もあります。高校生にとっても、身近なお手本を見て教育に携わりたい気持ちをより強固にすることにもつながっています。

1月15日(月)と30日(月)には、1年生の英コミュⅠの授業で、愛教大学校教員養成課程高等学校教育専攻英語専修の2年生が授業実践をしました。生徒3~4人に学生一人が教師として付き、Coming of Ageという主題で50分の授業を体験しました。

学部生による授業の様子

1月18日(木)には、愛教大に留学をしている学生との会話の機会を設けました。留学生の出身や専攻も様々で、AETによる授業とは異なるテーマで会話を楽しむことができています。

留学生との交流

    

英語コミュニケーションⅠ

この授業の目標は、身近な話題だけではなく社会的問題などに関するまとまりのある長めの文章を読んだり聞いたりして【思考力】、内容を理解し 【判断力】、自分のことばで要約して伝えることができるようになることです【表現力】。また関連したトピックについて自分自身の関心のある分 野を調べ、文章やスピーチ、プレゼンテーションの形式で発表することも活動の一環です【思考力・判断力・表現力】。
それと並行して、教科書本文で扱った語彙や表現、文法等を定着することも大切です【知識・技能】。また、授業外では単語帳を利用して語彙力を 高めます【知識】。週に1回のペースで単語テストが配信されるので、タブレットを用いてどこでも学習できるようになっています。

あるユニットでは、文化の多様性を保持することの重要性について、ハワイとマオリ族の文化を教科書で学び、その後、自分の身近な文化について紹介する活動をしました。
タブレットを用いて、画面上のキーワードから、その場で文章にして紹介する練習をしました。

グループ内での発表

優秀者はクラス全体で発表します。

本校英語科では、年に2回、全ての英語科教員が生徒の口頭発表を評価をする「パフォーマンステスト」を実施しています。 サブジェクトポリシーに基づいて各学年の目標を設定し、それに沿ったタスクを課しています。
その場でのパフォーマンスだけでなく、どのような準備ができたか、また、自分の課題を克服するために主体的な学習計画を立てられたかも加味して、成績が決定します。

世界のリーダーシップを持つ偉人について、リテリング活動

右手にはこんなカードを持っています

日本語母語話者以外から授業を受けることもあります。令和4年度は、愛知教育大学に研修に来ている海外の英語教師お二人に授業をお手伝いしていただいています。
ここでも、まとまりのある文章を聞いて、理解し、フィードバックする活動をしています。

アグスティーナ先生の授業風景です。
彼女はエルサルバドルの高校の英語の先生です。

アイザ先生の授業風景です。
彼女はキルギスの中学校の英語の先生です。

通常の長文読解の授業も担当します。こちらはアイザ先生です。

    

論理・表現Ⅰ

この授業の目標は、身近なトピックについて必要な語彙や表現を身につけた上で【知識・技能】、スムーズにやりとりできる力を養うことです【思 考力・判断力・表現力】。またその際、論理的な根拠をもって【思考力】、説得力のある表現ができるように【判断力・表現力】、何度も練習を繰 り返します。

2年次の最終段階でディスカッションをすることを目標にしています。
そのために1年生では、予め提示されたトピックについて賛成・反対の意見を考えておき、意見を表明した後で、相手の意見に即座に反論する練習をしました。

右の生徒が発表をしています。
左の生徒はこの後、右の生徒の発言を引用しながら反論をするのでメモを取りながら必死に聞き取っています。

時折、ALTの先生とやりとりをします。 この活動では、先生のプロフィールを2分間でどれだけ引き出せるか挑戦しています。

机上のタブレット(各自の端末)で活動を録画しています。生徒はこの後、会話の文字起こしをし、さらに内容をリライトします。 次の授業で、生徒同士で情報交換をし、リライトしたものをエッセイとして完成させました。

令和3年度教育課程研究指定事業研究協議会